エッグドロップ事前実験 in 京大
日時:2011年8月19日
場所:京都大学 桂キャンパス
Bクラスター int’tech center
2011年8月19日金曜日午後2時、京都大学小森悟教授のご協力を得て、
流体力学研究室のメンバーと共にエッグドロップ甲子園事前実験を実施した。
流体の運動や力の釣り合いを解明する流体力学研究室のメンバーにより、60分という短い制限時間の中で、紙のみを材料とするエッグプロテクターの着想と制作に取り掛かった。
様々な形、機能を持つ11個のプロテクターを画用紙と糊だけで制作した。
エッグドロップ甲子園の事前実験という位置づけのため、今回の事前実験では
数種類の紙を用意し、それぞれの特徴を確かめながら制作に入った。
パラシュート型、衝撃吸収型などオーソドックスなタイプでありながら、
それぞれに機能性を高めたプロテクターが仕上がった。
出来上がったプロテクターの中には、ハサミや糊を一切使わず、
折り紙の技を駆使し、製作されたプロテクターもあり、デザイン面においても
秀逸なプロテクターも見られた。
通常は10mの高さから落とすエッグドロップだが、今回は7.5mの
高さから落とすこととなった。
11個のプロテクターを次々に落下させる。
結果としては、2個だけが全く割れずに無傷で、ヒビだけが2個、残りは全て
割れてしまった。
今回の実験では、どのような形状であれば割れにくいか、衝撃吸収率などを中心に
データ取集ができたので、より難易度の高いエッグドロップとなるようにルールなどに
反映していくことにする。
*エッグドロップ及びエッグドロップ甲子園は特定非営利活動法人ものづくりキッズ基金の登録商標です。
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