宇宙箱舟ワークショップ in 八幡市

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開催日:2011年7月27日(土)
講師:水町衣里氏 (京都大学iCeMS研究員)
主催:八幡市生涯学習センター
協力:協力 ものづくりキッズ基金
内容:宇宙方舟ワークショップ
   地球から宇宙への引越しという場を想定し、
   身近なもののうち何が本当に
   必要か、何を宇宙で使うか、どの動物を
   連れて行けばいいのかを考え科学
   の興味をひきだします。

八幡市生涯学習センターにて、年長から6年生を対象に、「宇宙方舟ワークショップ」体験教室を実施した。
講師は、水町衣里氏 (京都大学iCeMS研究員)。

宇宙箱舟は2011年2月に京都大学総合博物館でも実施されたワークショップ。
テーマは、「地球似た星に引越しすることになり、宇宙箱舟に動物を乗せて連れて行きます。
どんな動物をつれていくかみんなで考えよう」というもの。
講師からの説明があった後、年長から6年生までのこどもたちは、それぞれ動物を選び始めます。
「うさぎはかわいいから連れていきたい」
「犬は家族みたいな生き物だから乗せるよ」
と、はじめは「好き」や「かわいい」という視点で動物を選んでいたこどもたちが、「牛乳は牛がいないと飲めないよ」
「鶏がいないと卵が食べられない」など、別の視点から動物を選ぶようになった。

そのうち、人間のために必要だからということだけでなく、動物どうしの関係性から必要だと考える
こどもたちも出てくるなど、広い視点からどの動物を連れていくかを喧々諤々相談していた。
宇宙箱舟というテーマを通じ、生物の多様性に気づき、科学への興味をもつことができる充実したワークショップ
となった。

こどもたちの感想
・動物はつながっているんだと思った。
・人間は動物との関係の中で生かされていると思った。
・ちょっとむずかしかったけど、面白かった。またやってみたい。
・宇宙って面白いと思った。

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